西洋文化学系本専修の授業は、2名の専任教員のほか、人間・環境学研究科および学外の非常勤講師によって行われ、主として19世紀以降のアメリカ文学について、できるかぎり多様な領域を網羅するようになっています。また、本専修の授業の大部分が英語学英文学専修の単位として認定されるのと同じように、英語学英文学専修の授業も大部分、本専修の単位として認定されます。本専修で学ぶ学生は、特定の狭い分野のみに限定することなく、英語学英文学の分野や、他の外国文学についても、できるだけ広く理解を深めることが求められます。英米人教員によるものを除き、授業は日本語で、英語の原最近の卒業論文■ A Study of The Member of the ❶❶教員紹介 1 専攻分野 2 現在の研究テーマWedding■Sylvia Plath and Postwar Eugenics写真 ❶ 授業風景 ❷ 読書会の様子典を用いて行われます。特に重視されるのは作品の精密な読解で、丹念に辞書を引いて調べながら、自分で納得のいくまで考えることが基本になります。卒業論文は英語で書くことになっていますので、Academic Writingなどの科目を履修して、英語の運用能力を高める努力が必要になります。四回生の時点では、第二演習において、卒業論文の書き方について年間を通して指導を行います。文学部で学んだ四年間の集大成として、恥ずかしくない卒業論文を書くことをひとつの目標にして、ふだんからの着実な学習と幅広い読書をこころがけてほしいと思っています。最近の修士論文■The Design of The Mezzanine■ “That Minuteʼs Exchanged Look”: Rosa Coldfi eldʼs Spirit in Absalom, Absalom!准教授 小林 久美子12最近の博士論文■ Reading Nabokovʼs Framed ❷❷Landscape■ John Updike at Work: The Art of Revision in His Early Fictionアメリカ小説ウィリアム・フォークナー研究16DEPARTMENT OF AMERICAN LITERATURE教授 森 慎一郎アメリカ小説1F・スコット・フィッツジェラルドなど202世紀前半を中心としたアメリカ小説の研究アメリカ文学専修
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